研究課題/領域番号 |
22K21016
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0907:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
三田 公麿 九州大学, 大学病院, 助教 (20961858)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 口腔外科学一般 / 薬剤関連顎骨壊死 / スタチン / マクロファージ / サイトカイン / 骨吸収抑制薬 / 治療 / 歯学 |
研究開始時の研究の概要 |
ビスホスホネート製剤をはじめとする骨吸収抑制薬の投与後に発症する難治性の顎骨壊死は、薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)と呼ばれている。MRONJの詳しい発症メカニズムはいまだ明らかになっておらず、確立した治療法がないのが現状である。 脂質異常症治療薬であるスタチンの多面的作用に着目し、先行研究においてスタチンの投与によってMRONJ症状の治癒を促進することを確認した。しかし、その細かいメカニズムについては未だ解明できていない。そこで本研究では、MRONJ 症状に対するスタチンの詳細な作用メカニズムについて明らかにすることを試みることとした。
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研究実績の概要 |
ビスホスホネート製剤をはじめとする骨吸収抑制薬の投与後に発症する難治性の顎骨壊死は、薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)と呼ばれている。MRONJ の詳しい発症メ カニズムはいまだ明らかになっておらず、確立した治療法がないのが現状である。 脂質異常症治療薬であるスタチンの多面的作用に着目し、先行研究においてスタチンの投与によってMRONJ症状の治癒を促進することを確認した。しかし、その 細かいメカニズムについては未だ解明できていない。 そこで本研究では、MRONJ症状に対するスタチンの詳細な作用メカニズムについて明らかにすることを試みている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
MRONJ症状を発症させたモデルラットを用い、MRONJ発症部位にスタチンを投与する過程において、マクロファージやサイトカインにフォーカスを当て、炎症状態 の変化について観察をしている。MRONJ症状を発症させたモデルラットの作成はできているが、採血の過程で、解析に必要な採血量が採取できないケースが多 く、評価に時間を要している。 そのため、進捗状況はやや遅れていると評価した。
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今後の研究の推進方策 |
今後は引き続き、動物実験および細胞実験を行っていく。
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