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全身麻酔薬誘発性悪心・嘔吐の神経化学的基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K21061
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関広島大学

研究代表者

佐々木 詩佳  広島大学, 病院(歯), 歯科診療医 (10964140)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードPONV / ケタミン / ドーパミン / セロトニン / 延髄最後野 / 全身麻酔薬 / 術後悪心・嘔吐 / マイクロダイアリシス
研究開始時の研究の概要

術後悪心・嘔吐(postoperative nausea and vomiting; PONV)は、最も頻度の高い術後合併症の一つである。複数要因により発症するPONVにおいて全身麻酔薬の選択は特に重大な因子だが、その機序の詳細は不明である。本研究では、PONVの副作用を有する複数の全身麻酔薬をラットに投与し、嘔吐様行動と各脳部位中の神経物質の増減との関連を行動薬理学的手法及び脳マイクロダイアリシス法を用いて比較検討することで、全身麻酔薬間で異なるPONV発症メカニズムの解明、そして使用する全身麻酔薬に応じた有効かつ適切な治療薬・予防薬の探索を目的とする。

研究実績の概要

【目的】術後悪心・嘔吐(postoperative nausea and vomiting; PONV)は、最も頻度の高い術後合併症の一つである。本研究では、PONVの副作用を有する複数の全身麻酔薬をラットに投与し、嘔吐様行動と各脳部位中の神経物質の増減との関連を行動薬理学的手法及び脳マイクロダイアリシス法を用いて比較検討することで、全身麻酔薬間で異なるPONV発症メカニズムの解明、そして使用する全身麻酔薬に応じた有効かつ適切な治療薬・予防薬の探索を目的とした。


なお、2023年2月~2024年3月まで、産前・産後休暇及び、育児休暇を取得していたため、本年度は研究を実施できなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年2月~2024年3月まで、産前・産後休暇及び、育児休暇を取得していたため、本年度は研究をしていません。

今後の研究の推進方策

①PONVの副作用を持つ静脈麻酔薬であるエトミデートを使用した検討を行う。
②孤束核において脳マイクロダイアリシス法を用いた検討を行う。
③PONV発症に関わる神経回路の同定を行うために、神経細胞の逆行性トレーサーを延髄最後野や孤束核に投与し、全脳にわたる蛍光色素の発現パターン解析か
ら、脳内催吐神経回路を明らかにする。
以上で得られた結果を取りまとめ、成果の発表を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 静脈麻酔から覚醒後の悪心・嘔吐におけるラット延髄最後野のドーパミン神経とセロトニン神経の関与ー行動薬理学実験及び脳マイクロダイアリシス法による検討ー2022

    • 著者名/発表者名
      佐々木 詩佳,入舩 正浩,今戸 瑛二,本池 芹佳,小田 綾,大植 香菜,吉田 充広,吾郷 由希夫
    • 学会等名
      第50回日本歯科麻酔学会総会・学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-12-25  

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