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希少染色体疾患児のための遺伝学的知見を取り入れた学校生活支援モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K21085
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関山口大学

研究代表者

沓脱 小枝子  山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50513785)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード遺伝性疾患 / 希少疾患 / 難病 / 学校看護 / 遺伝看護 / 染色体異常 / 就学
研究開始時の研究の概要

本研究では、染色体構造異常症である4疾患(1q部分重複症候群、5p-症候群、Jacobsen症候群、Prader-Willi症候群)に焦点を当て、疾患をもつ児におけるその子らしさを尊重した学校生活実現のための医療・教育・家庭の連携について、モデルプランを構築することを目的とする。
研究1として患児家族を対象に、児が学校生活を送るにあたり学校にわが子のどのような情報を伝えているかを調査する。
研究2として特別支援学校に勤務する学校看護師を対象に、児の状態把握の方法および、家庭から得る情報の内容について調査する。
研究1、2の結果に遺伝医療・看護の視点を取り入れ、疾患毎に学校生活支援モデルを考案する。

研究成果の概要

本研究は、希少な染色体疾患に焦点を当て、疾患をもつ子のその子らしさを尊重した学校生活実現のための医療・教育・家庭の連携について、モデルプランを構築することを目的に実施した。第一段階として、疾患をもつ児が学校生活を送る上でどのような問題に直面し、本人や家族、学校関係者がどのようにそれに対処しているかについて、スコーピングレビューを行った。第二段階として学校で疾患をもつ児に関わる教諭、養護教諭が家庭から児に関するどのような情報を得ているか、児と関わる中でどのような点から児の特性やその子らしさを捉えているかについて調査を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年の遺伝医学の進歩は目覚ましく、かつては「原因不明の発達遅滞」や「知的障害」とされたようなケースであっても現在では詳細な遺伝子や染色体の異常やそれを基にした診断がつくケースが増加している。診断がつくことで、その疾患の特性や関わる上での留意点や工夫に関する情報も蓄積され、より個々の児に合わせた支援や教育が可能になると思われる。医学の進歩により明らかにされた知見が児の育児や教育現場での支援においても活用される事が望まれ、今後も医療・教育・家庭の連携を進めていく必要がある。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 幼児をもつ親の出生前診断と障がい児に対する意識2022

    • 著者名/発表者名
      吉田早玖、真田恵美里、沓脱小枝子、村上京子
    • 学会等名
      第21回日本遺伝看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [備考] 研究成果公表のためのホームページ

    • URL

      https://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~pediatricnurse/

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2022-09-01   更新日: 2025-01-30  

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