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せん妄を誘発する環境要因と予防のための病棟環境整備ガイドラインに関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K21091
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関高知県立大学

研究代表者

中井 有里  高知県立大学, 看護学部, 助教 (00963894)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードせん妄
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、研究1として、DELTAプログラム導入下の入院患者のベッド位置や移
動、術後の部屋移動、日中の自室外への外出などの環境要因とせん妄発症との関連を後方視 的な方法で明らかにする。研究2では、病棟看護師の実践において、明確な根拠はないもの の、せん妄のきっかけとなる状況や要素に関する臨床の気づきのなかから、せん妄を誘発す る可能性のある病棟環境の要因をグループインタビューにてリスト化することである。リスト化後はせん妄発症と の検証を経て「せん妄予防のための病棟環境整備ガイドライン」への発展を目指す。

研究実績の概要

2022年度に金沢医科大学病院と連携し、整形外科病棟に入院し、全身麻酔による手術を受けた患者のうち、DELTAプログラムのSTEP2でせん妄症状ありにチェックされた患者を対象とした。せん妄リスクと療養環境の関連を明らかにするために、レトロスペクティブに調査を行った。結果は、対象者が43人(うち女が24人)、年齢の中央値が78歳(44-92歳)だった。年齢と性、入院からの手術までの日数を考慮しても、術前部屋移動はSTEP2せん妄症状に関連する可能性が示唆された。2023年度、分析結果をmedicineに投稿中。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

medicineに投稿中も、査読が送れている。

今後の研究の推進方策

対象者を増やして、再調査準備中である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 整形外科疾患で全身麻酔を受けた患者の療養環境とせん妄リスクーDELTAプログラムを用いたせん妄評価ー2023

    • 著者名/発表者名
      中井有里
    • 学会等名
      第43回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-12-25  

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