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看護技術を可視化する:沐浴実施時に児頭を支える手にかかる圧力の測定を活用して

研究課題

研究課題/領域番号 22K21105
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関弘前大学

研究代表者

高間木 静香  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (10552680)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード沐浴 / 看護技術 / 可視化 / 圧力測定
研究開始時の研究の概要

看護学生が新生児の沐浴を行う際、児を安定して支えることに難しさを感じることが多い。本研究では、沐浴実施中に児頭を支える側の手掌および手指に圧力センサを装着し、手にかかる圧力を計測することにより、沐浴実施時の児頭の支え方を可視化する。初学者(看護学生)と熟練者(看護師/助産師)の手技の違いを比較して両者の違いを明らかにし、安定した支え方に必要な要素について検討するとともに、より効果的な看護技術教育への活用について検討する。

研究実績の概要

本研究では、沐浴実施時の児頭の支え方を圧力測定により可視化し、初学者と熟練者の手技の違いを比較することで、安定した支え方に必要な要素を明らかにすることを目的とし、令和4年度より実施中である。
これまでに、研究計画の具体化ならびにデータ収集方法の確立化を行い、調査に向けての体制整備を行った。本調査は人を対象とした研究となるため、調査に先立ち所属施設の倫理委員会の承認を受け、データ収集を開始できる準備を整えた。データ収集については、研究に協力いただく対象者およびデータ収集環境の都合により、今年度の実施が難しくデータ収集を行うことができなかった。次年度以降の計画として、データ収集、分析、研究成果の公表を進めていく予定である。具体的には、看護学生と助産師/看護師それぞれ10~15名程度を調査対象とし、沐浴時に児頭を把持する左手の既定の部位に圧力測定用のセンサを貼付した状態で沐浴を実施してもらう。また、実施中の様子についてビデオカメラで撮影し、沐浴実施中の姿勢や手の角度、固定方法について録画する。以上の方法で得られたデータについて、各部位にかかる圧を算出し、初学者である看護学生と熟練者である助産師/看護師との違いについて分析する。あわせて撮影動画を参考に、実施中の姿勢や支える手の角度と圧の関連についても分析し、安定した支え方に必要な要素について検討するとともに、より効果的な看護技術教育への活用について検討する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データ収集を令和5年度中に行う予定であったが、研究に協力いただく対象者およびデータ収集環境の都合により実施できなかったため「やや遅れている」と判断するが、データ収集を開始できる準備は整っており、次年度中にデータ収集・分析、研究成果の公表等を実施できる見込みのため、研究課題の実施には問題ないと考えている。

今後の研究の推進方策

令和5年度中にはデータ収集を開始できなかったが、令和6年度中のデータ収集について具体的に時期を決め準備を進めている状況である。令和6年度はデータ収集、データ分析、研究成果のまとめと公表を行っていく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-12-25  

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