研究課題/領域番号 |
22K21107
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
飯田 貴映子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 准教授 (00466723)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 緩和ケア / エンドオブライフケア / 高齢者 / 長期ケア施設 / 当事者 |
研究開始時の研究の概要 |
高齢者長期ケア施設(以下施設)における緩和・エンドオブライフ(EOL)ケアの実施状況やケアの質は施設による差が大きい。国内外で施設職員向けの教育的介入が行われてきたが、教育内容やその効果検証における課題が残るとともに、当事者(施設利用者や家族)の視点が反映されているとは言い難い。本研究では、欧州で開発された施設の緩和・EOLケアの質向上プログラムの日本版の実装に向け、当事者の緩和・EOLケアの経験を探索するとともに、当事者や市民からの知見の集約とプログラムの検討をおこない、日本の施設や高齢者の文化に即した内容へと精錬させ、実装、評価、定着に向けた研究につなげる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、欧州で開発された緩和・EOLケアの質向上を目指すプログラムの日本における実装に向けた取り組みの一環として、施設入居者や家族のエンドオブライフ(EOL)ケアの経験を探索するとともに、当事者や市民からの知見を集約し、ともにプログラムを検討することで日本の高齢者ケアや利用者の文化に即した内容へと精錬させ、実装と定着のための基盤資料とすることである。手順として、2021年度までに実施した本プログラムの和訳と文化的適応、施設の緩和・EOLケアの現状に関するエキスパートへの調査と施設職員への質的調査をふまえ、①施設入居者と家族、遺族の視点からの施設におけるEOLケアの経験知の構造化②高齢者や市民、施設関係者からの施設におけるEOLケアや教育プログラムへの知見の集約、③①と②の知見を整理しプログラムを精錬、④プログラムの導入と効果の検証研究に向けたプロトコルの作成、をおこなう。 本年度(10月研究開始)は、最新の国内外の文献の取りまとめと先行研究の再分析、インタビュー調査に向けたガイドの洗練、をおこなった。また、先行研究を実施している英国研究者や国内研究者との討議をおこない、令和23年度のデータ収集と分析に向けた準備をおこなっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度はインタビュー調査を開始する予定であったが、研究者の異動や施設の新型コロナ感染症への対応状況などにより、さらなる準備を要するため、インタビュー開始には至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、高齢者施設利用者家族や施設関係者へのインタビュー調査を実施し、分析の後審議型ワークショップの開催による結果やプログラム内容の共有、そしてプログラムの精錬をおこなう。さらに、翌年度以降の介入研究に向けたプロトコルの作成を予定している。
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