研究課題/領域番号 |
22K21116
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
猪川 聡美 (湊聡美) 愛媛大学, 農学部, 研究員 (10743859)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ビタミンD欠乏 / こども / 質問票 |
研究開始時の研究の概要 |
乳幼児期から思春期にかけて,こどもの健康な発育に欠かせないビタミンD栄養状態を維持するには,ビタミンD欠乏を早期発見することが重要である。血清25(OH)Dは体内のビタミンD栄養状態を反映する指標であるが,採血による侵襲や測定費用などの課題からこれまではくる病を発症する前の潜在的なビタミンD欠乏を早期発見することが困難であった。 本研究では,こどものビタミンD欠乏に関連する要因を詳細に検討し,その要因を用いた簡易質問票の開発および妥当性を検証することを目的とする。これによりこどものビタミンD欠乏の早期発見および改善に繋げ,ひいては世代を超えた女性の健康管理に貢献することを目指す。
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研究実績の概要 |
2023年夏に倫理審査委員会の承認を受け、秋から国立病院機構四国こどもとおとなの医療センターにて対象者の募集を開始した。複数の診療科で調査フローが確立でき、多くの医療従事者の協力のもと順調に調査を進められている。 血中ビタミンD濃度は季節に大きく影響を受けるという特性があることから、1年間を通して調査を進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度内に150名以上の調査が完了している。 また小児関連の多くの診療科と研究協力体制を構築することができており、対象者の年齢や性別、基礎疾患に偏りなく順調に調査が進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
血清ビタミンD濃度や調査票データの入力およびダブルチェックにより解析用データベースの構築を進める。また2024年初夏に中間解析を行い、調査方法の見直しなどの必要性を判断する。また学会発表や論文執筆に着手する。
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