• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

超高齢者のレジリエンス促進プログラムにむけた介入モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K21123
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

赤塚 永貴  慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 助教(有期・研究奨励) (30966081)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード超高齢者 / レジリエンス / 介入モデル / 地域看護学 / 実証研究
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、80歳以上である超高齢者のレジリエンスを促進するための介入モデルを構築するとともに、同モデルの妥当性及び地域ケアプログラムの開発への活用可能性について検証することである。
初年度は、文献レビュー及びインタビュー調査により、介入モデル(案)を開発する。次年度は、地域在住の超高齢者を対象としたアンケート調査により、開発した介入モデル(案)を検証する。また、最終的な介入モデルに基づく地域ケアプログラムのコンテンツ案について提案することを目指す。

研究実績の概要

本研究の目的は、80歳以上である超高齢者のレジリエンス促進プログラムの開発にむけ、その介入モデルを構築することである。
2023年度の実績として、2022年度に実施した文献レビュー及びフィールドワークを踏まえ、首都圏郊外団地に居住する超高齢者を対象に、ポスティング法による無記名自記式アンケート調査を実施した。調査項目は、研究者らが開発した超高齢期のレジリエンス尺度(Akatsuka & Tadaka, 2021)、人口統計学的特性(年齢、性別、世帯構成、最終学歴等)、健康状態(介護認定の有無、フレイルの程度、生活習慣)、心理的特性(被援助指向性、ヘルスリテラシー)、社会・文化的特性(近所づきあいの有無、ソーシャルネットワーク等)であり、超高齢者179名から回答を得た。分析の結果、超高齢期のレジリエンスには、ヘルスリテラシー、フレイルの程度、近所づきあいの程度等との間に有意な関連を認めた。超高齢者のレジリエンス促進プログラムの開発に向けては、健康情報へのアクセスやその活用に関する支援や環境整備、近隣住民との日常的な交流を促すことが有効である可能性が示唆された。
2024年度は、2023年度に実施した調査結果の分析を進めるとともに、レジリエンス促進プログラムに資する介入モデルについて研究者及び実践者(保健センターに所属する保健師・栄養士等)によるワーキングチームにより検討し、介入プログラムの構成要素の明確化を図る。また、本研究成果の国際ジャーナルでの公表をめざし、論文執筆・国内外における学会発表等に取り組む計画である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2023年度は超高齢者へのアンケート調査の実施及び分析、公表まで実施する計画であった。しかし、アンケート調査時期が当初計画より後ろ倒しになったことにより、調査結果の分析への着手が遅れたため。

今後の研究の推進方策

2024年度は、調査結果の分析及び介入モデルの検討を進めるとともに、本研究成果の国際誌への掲載及び国内外の学会発表等による公表にむけて計画的に取り組む。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi