研究課題/領域番号 |
22K21130
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 梅花女子大学 |
研究代表者 |
高島 佳之 梅花女子大学, 看護保健学部, 助教 (60951647)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 精神科看護 / ケアリング / ケアリングとしての技術力 / 尺度開発 / 看護 / 精神科 / 看護倫理 |
研究開始時の研究の概要 |
ケアリングは、看護実践および学問の中心的概念として位置づけられている。精神科では、隔離、拘束などの行動制限のような治療的介入によって患者の人権や尊厳を脅かす場合がある。そのような状況においては、高い倫理観に基づいた高度な看護の実践力が必要である。そこで、精神科看護におけるケアリングの技術力の現状を把握し改善していく必要がある。しかし、精神科看護におけるケアリングの技術力を測定する尺度は開発されていない。本研究においては、その尺度を開発する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、日本語版の看護におけるケアリングとしての技術力尺度を基に「精神科看護におけるケアリングとしての技術力」の尺度を開発することである。この尺度を開発することにより、現任教育の内容の検討と効果の評価が可能になる。高い倫理観に基づいた高度な看護実践ができる精神科看護師の育成に繋がり、患者ケアサービスの質向上に寄与すると考えられる。令和5年度は、精神科病院の看護師約300名に、アンケート調査にてTCCNI-Rを用いて精神科の看護師のケアリングとしての技術力の認識、実践の現状調査の結果の分析を行った。TCCNI-Rについて理解が難しかったところや質問の意味が分からないところについて自由記述の調査の結果の分析を行った。6TH SPUP INTERNATIONAL INTERDISCIPLINARY RESEARCH CONFERENCにて発表した。 文献レビューから精神科におけるケアリングとしての技術力尺度の原案の作成を行った。修正型デルファイ法を用いて、尺度原案の修正を行った。専門家会議にて、尺度原案の内容妥当性ICVI、SCVIを測定し構成概念妥当性を、確認した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度、新型コロナウィルスの流行の拡大に伴い精神科病院での調査に時間を要した。今年度は、所属する大学の教員が3名定員のところ1名であり業務多忙のため研究に割ける時間が減少した。アンケート結果は、探索的因子分析により因子構造を明らかにするとともに、尺度の構成概念妥当性を検討するため、確認的因子分析により適合度指標を算出する。内的整合性を検討するため信頼性係数を算出する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
精神科病院の看護師に精神科看護におけるケアリングとしての技術力尺度の信頼性と妥当性の検証をアンケート調査を行う予定である。
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