研究課題/領域番号 |
22K21139
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
犬山 彩乃 千葉大学, 大学院看護学研究院, 特任助教 (50961538)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / 眼球運動 / 読解 / 認知症 / 視線 / 文書読解 / 読みやすさ |
研究開始時の研究の概要 |
認知症の症状である記憶障害は、日常生活上の困難につながる。メモなどの視覚情報によって記憶障害を補い、情報を得るためには「読み」と「内容の理解」が重要である。本研究の目的は、認知症高齢者が文書を読む際の、読み方と内容理解度の両方を関連付けて明らかにし、認知症高齢者が読みやすく、理解しやすい文書構造を解明することである。 研究方法は、アイトラッカーにて視線の動きを計測し、内容に関する設問の回答状況から内容理解度を把握する。具体的には、初年度は、提示文書を作成する。次年度は、作成した提示文書を読む際の視線の動きと内容理解度を明らかにし、認知症高齢者が読みやすく、理解しやすい文書構造を解明する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、認知症高齢者が文書を読む際の、読み方を内容理解度の両方を関連付けて明らかにし、認知症高齢者が読みやすく、理解しやすい文書構造を解明することである。 2023年度は、文書読解時の計測に使用する提示文書および内容理解度を確認する質問を作成し、プレテストを行った。その結果から、提示文書の一部を修正し、内容理解度を確認する質問の難易度を決定した。 2024年度は、プレテストにて作成した提示文書および内容理解度を確認する質問を使用して、文書読解時のデータを収集する。そこから、認知症高齢者にとって読みやすく、理解しやすい文書構造を解明する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
データ収集の準備・実施に時間を要しており、遅れが出ている。
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今後の研究の推進方策 |
プレテストにて修正し、作成した提示文書と質問を用いて、認知症高齢者および高齢者からデータ収集を行う予定である。
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