研究課題/領域番号 |
22K21148
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉田 恵美 九州大学, 医学研究院, 助教 (40965571)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 糖尿病性腎症 / 慢性腎臓病 / 低強度身体活動量 / 身体活動・運動自己効力感 / 糖尿病透析予防指導 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病性腎症は慢性透析患者の原疾患第一位である。糖尿病を有する透析患者は心血管合併症を有し、死亡リスクが高いことが明らかとなっている。さらに、透析患者の高齢化に伴い透析導入時の身体活動量の低下は生命予後にも影響するため、糖尿病性腎症の発症早期からの身体活動量への介入が重要である。 本研究は、座位行動時間の短縮と低強度身体活動量の増加を目的とし、3軸加速度計と低強度身体活動尺度による身体活動量調査を行い、低活動患者へ座位行動時間の短縮および低強度の身体活動量の増加に向けた支援を構築する。
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研究実績の概要 |
糖尿病性腎症は慢性透析患者の原疾患第一位である。糖尿病を有する透析患者は心血管合併症を有し、死亡リスクが高いことが明らかとなっている。さらに、透析患者の高齢化に伴い透析導入時の身体活動量の低下は生命予後にも影響するため、糖尿病性腎症の発症早期からの身体活動量への介入が重要である。 本研究は、糖尿病性腎症患者の身体活動量の実態調査を低強度活動量評価のための尺度(SLPAQ-10)と3軸加速度計を用いて横断調査を行い、低活動患者へ活動量増加のための介入支援を検討するものである。 2023年度は、加速度計による身体活動量および身体活動量評価尺度、身体活動・運動自己効力感尺度(ESES)を用いて横断調査を行い、身体活動量と運動自己効力感との関連を検証することとした。 当初、糖尿病性腎症患者のみで調査を行う予定であったが、研究同意による対象者確保に難渋し、対象者を糖尿病の有無に関わらず、慢性腎不全患者および腎代替療法中患者を含めて調査を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初予定としていた対象者(糖尿病性腎症患者)から研究同意が得られず対象者確保に難渋した。対象者を慢性腎臓病患者、腎代替療法中患者へ拡大して倫理申請を行い、横断調査を継続している。
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今後の研究の推進方策 |
目標対象数が得られ速やかに分析を行い、運動自己効力感と行動変容モデルから低活動量患者への介入支援を検討する。
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