研究課題/領域番号 |
22KF0016
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補助金の研究課題番号 |
22F21395 (2022)
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 (2023) 補助金 (2022) |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分42020:獣医学関連
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
玄 学南 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授 (10292096)
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研究分担者 |
EL-SAYED SHIMAA 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2023年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2022年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 犬バベシア症 / トランスポーター遺伝子 / siRNA / 治療法 / トランスポーター / 分子標的 |
研究開始時の研究の概要 |
研究概要は下記の通りである。1)Babesia gibsoni感染赤血球における物質輸送に関与する虫体由来トランスポーター(虫体生存に必須)遺伝子を特定する。2)デヒドロアスコルビン酸(DHL)とキトサ(CSN)を結合したナノ粒子を構築する。3)DHL-CSN粒子にB. gibsoni物質輸送分子を標的としたsiRNAを搭載し、虫体感染赤血球表面に局在しているグルコース輸送体(GLUT1)により細胞内に輸送させる。4)細胞内に輸送されたsiRNAが標的遺伝子の転写産物を破壊し、虫体が死滅させる。
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研究実績の概要 |
当該年度に得られた成果は下記の通りである。1)Babesia属原虫のトランスポーター遺伝子を特定し、クローニングした。2)大腸菌で発現させ、組換えタンパク質を作製した。3)マウ ス・ウサギに免疫し、特異抗体を得た。4)特異抗体を用いて、虫体由来のトランスポータータンパク質を同定した。5)特異抗体の虫体増殖抑制作用を調べた。6)デヒドロアスコルビン酸(DHL)とキトサン(CSN)を結合したナノ粒子を構築した。7) DHL-CSN粒子にB. gibsoni物 質輸送分子を標的としたsiRNAを搭載し、虫体感染赤血球表面に局 在しているグルコース輸送体(GLUT1)により細胞内に輸送させた。8)細 胞内に輸送されたsiRNAが標的遺伝子の転写産物を破壊するかを検証した。9)虫体増殖抑制効果を総合的に評価した。
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