• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

マレーシア農村部における水害および気候変動における水供給について

研究課題

研究課題/領域番号 22KF0279
補助金の研究課題番号 22F22782 (2022)
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分基金 (2023)
補助金 (2022)
応募区分外国
審査区分 小区分63010:環境動態解析関連
研究機関山口大学

研究代表者

大澤 高浩  山口大学, 大学研究推進機構, 教授 (00751439)

研究分担者 MAHMUD HUSNIYAH  山口大学, 大学研究推進機構, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2024-02-13 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2024年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2023年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2022年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード東南アジア / 気候変動 / 水資源
研究開始時の研究の概要

本研究は、マレーシア半島(クランタン地域)における気候変動とそれに伴う水資源の脆弱性の将来予測を行うことを目的とする。本地域では、水資源の約40%を家庭、農業水に地下水が利用されており、地下水の過剰な利用は、地盤沈下をもたらしている可能性が示唆される。しかしながら、気候変動による降雨量の増加による洪水と地下水汲み上げによる地盤沈下による洪水、水資源の影響評価は行われていない。
そこで、本研究では、気候変動予測モデルのデータと現場データを組み合わせて、本地域における将来における気候変動と人的要因の影響評価を行う。

研究実績の概要

本研究は、マレーシア半島(クランタン地域)における気候変動とそれに伴う水資源の脆弱性の将来予測を行うことを目的とする。本地域では、水資源の約40%を家庭、農業水に地下水が利用されており、地下水の過剰な利用は、地盤沈下をもたらしている可能性が示唆される。しかしながら、気候変動による降雨量の増加による洪水と地下水汲み上げによる地盤沈下による洪水、水資源の影響評価は行われていない。
そこで本研究では、解析された脆弱性指標に対して将来予測データを入力し、将来における水資源管理リスクマップを作成する。
本研究の1年目では、クランタン地域におけるマーレシアで適応される2つのRCPシナリオ(4.5, 8.5)について、6つの気候変動予測モデル(MPI-ESM-MR,EC-EARTH, IPSL-CM5A- LR,CNRM-CM5,GFDL-ESM2M,HadGEM2-ES)のデータの取得を行った。又、地理情報システム(GIS)上で、データのグリッド上で抽出及びマッピングを行った。気候データとの比較と傾向の把握のため、現場の降雨データ(1997年から2022年)の取得を30箇所で行った。
地盤沈下データの取得のため、現地でのGPSデータ(RTKデータ)の取得を行った。又同時期における衛星データ(合成開口レーダ)を取得した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2つのRCPシナリオ(4.5, 8.5)について、6つの気候変動予測モデルのデータを取得し、マレーシア半島(クランタン地域)での抽出を行った。又、現地データ(降雨、GPS)の取得とその精度を把握する事が出来た。

今後の研究の推進方策

2つのRCPシナリオ(4.5, 8.5)について、7つの気候変動予測モデルのデータと現地データ(降雨)の比較により、マレーシア半島(クランタン地域)における適切な気候予測モデルを選択する。
GPSのデータと人口衛星データ(合成開口レーダ、SAR)による時系列干渉解析を行いクランタン地域での地盤沈下の分析とその精度検証を行う。
以上の研究を組み合わせて、気候変動による降雨量の増加による洪水と地下水汲み上げによる地盤沈下による洪水、水資源の影響評価を行う。

報告書

(1件)
  • 2022 実績報告書

URL: 

公開日: 2022-11-17   更新日: 2024-07-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi