| 研究課題/領域番号 |
22KF0320
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| 補助金の研究課題番号 |
22F22751 (2022)
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| 研究種目 |
特別研究員奨励費
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| 配分区分 | 基金 (2023) 補助金 (2022) |
| 応募区分 | 外国 |
| 審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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| 研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
富永 篤 琉球大学, 教育学部, 教授 (60452968)
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| 研究分担者 |
LASTRA GONZALEZ DAVID 琉球大学, 教育学部, 外国人特別研究員
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| 研究期間 (年度) |
2023-03-08 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
中途終了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2024年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2023年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2022年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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| キーワード | イモリツボカビ / 飼育下動物 / 野生動物 / 両生類 / カエルツボカビ / qPCR / 有尾類 / 感染状況 |
| 研究開始時の研究の概要 |
ヨーロッパの有尾類で、致死的影響を与えているイモリツボカビの日本産の種の感染状況を多くの検体で解析する。これまで感染が確認されているアカハライモリやシリケンイモリなどを中心に、野外に生息する国内の多くの有尾類からスワブサンプルをえて、qPCRにより感染の有無を確認する。既知の情報と比較することなどにより、野外での感染状況についてのモニタリングを行う。
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| 研究実績の概要 |
まず、野外におけるイモリツボカビの生息状況を調査するために、2011年から2023年の間に98地域の野外から採集された21種の両生類からの合計1012個体分のスワブサンプルを収集した。これらのサンプルをqPCRと通常のPCR+シーケンス解析により、イモリツボカビの検出を行った結果、qPCRでは2地域の4個体がイモリツボカビ陽性となった。2地点ともに沖縄のシリケンイモリから検出された。そのほか、PCRで陽性となり、サンガーシーケンサーによる配列解読で、イモリツボカビ陽性と判断できたのは、沖縄7サンプル、九州4サンプル、本州1サンプル、北海道1サンプルの合計13サンプルだった。得られた配列はデータベースに登録されているイモリツボカビと100%の相同性を示した。 また、2022年11月から2023年12月にかけて、48種の飼育下の両生類296個体のスワブをサンプリングした。キットを用いてDNA抽出した後、イモリツボカビ特異的プライマーを用いたPCRとqPCR法を用いて、イモリツボカビを検出した。PCRで陽性または不明確な結果が得られたサンプルはイモリツボカビについてqPCRで再分析した。一部サンプルは、Sanger法により塩基配列を決定してイモリツボカビの有無について確認をおこなった。日本の飼育下4個体でイモリツボカビの存在を確認した。イモリツボカビが検出されたサンプルでは、死亡例やツボカビ症に適合する症状を示す動物は観察されなかった。 その他、沖縄の野外でイモリツボカビが検出されている複数地点で、季節変動を調査するために定期的なモニタリングを行った。
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