研究課題/領域番号 |
22KF0357
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補助金の研究課題番号 |
22F21706 (2022)
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 (2023) 補助金 (2022) |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
胡 士雲 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (50243275)
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研究分担者 |
LI DONGSONG 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2023年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2022年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 国民性 / 民族性 / 人民性 / 民族 / 国粋 |
研究開始時の研究の概要 |
国民性(nationality)という概念は近代民族国家理論の核心概念である。日本は江戸末期からこの概念を取り入れ、「民性」「民情」「国体」「国風」「国粋」「国種」「愛国心」「国質」「国民性」など数多くの漢語に訳された。その後、梁啓超、魯迅などの清末知識エリートはまさに明治日本の国民性思想を吸収し、それを中国に伝え、清末民初の中国社会世論に大きく影響し、中国の近代政治変革の方向と民族国家建設のプロセスを左右した。中国共産党の誕生に伴い、中国の政治生態も重大な変化が発生し、「nationality」という概念を「人民性」に再翻訳した。これは現在の「国民性」の言葉の式微であり、「人民性」の言葉が主流の根源となっている。
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研究実績の概要 |
1,ノートパソコンやプリンター等の必要な備品と資料を購入した。2,東京と長崎、計3回にわたり現地調査を行い、多数の資料を集めた。3,口頭発表を2回(大東文化大学、中国・南開大学)行い、論文を4編発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
資料が想像より順調に集められているため、研究や発表等にも順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
予定通りに進むと考えている。
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