自己集合フラーレン薄膜を用いた新奇な機能的有機薄膜材料の創製

• 研究課題/領域番号: 22KJ0987
• 補助金の研究課題番号: 22J15351 (2022)
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金 (2023); 補助金 (2022)
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分35030:有機機能材料関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 内田 光 東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2023-03-08 – 2024-03-31
• 研究課題ステータス: 採択後辞退 (2023年度)
• 配分額: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円); 2023年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2022年度: 900千円 (直接経費: 900千円)

研究開始時の研究の概要

cryo-EMを用いた生体分子構造解析技術における新奇なグリッドの開発を目指す．cryo-EM法の試料作成において，非晶質氷の膜厚や均一性は，像質および構造解析に影響を与えるが，非晶質氷の厚さを自由に調整できるような技術や支持体は確立されていない．本研究では，非晶質氷の膜厚や均一性を制御できるようなグリッドの開発を目的として，フラーレン誘導体を用いた膜厚調整が容易な有機超薄膜を用いて，膜厚や孔のサイズが調整可能なグリッド作成を試みる．