研究課題/領域番号 |
22KJ1759
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補助金の研究課題番号 |
21J40018 (2021-2022)
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 (2023) 補助金 (2021-2022) |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
國富 晴子 京都大学, iPS細胞研究所, 特別研究員(RPD)
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研究期間 (年度) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 霊長類の着床機構 / 着床後胚発生 / 脱落膜化機構 / 人工ヒト胚モデル / 着床期モデル / 霊長類の着床期胚発生 |
研究開始時の研究の概要 |
不妊治療において,着床障害は生児獲得における重大な障壁である.着床は胚と子宮内膜の対位,接着,胚の子宮内膜間質への浸潤を経て成立し,この過程における胚と子宮内膜の相互作用が重要である.しかし,試験管内で着床現象を再現する基盤技術が未確立であるため,ヒトの着床メカニズムは未解明な点が多く,有効な治療法も無いのが現状である. 本研究では,ヒト及び非ヒト霊長類であるカニクイザルの子宮内膜細胞を用いて三次元試験管内子宮内膜モデルを構築し,ヒト胚モデルまたはカニクイザル胚を共培養することで着床現象を試験管内で再現する.これにより,霊長類の着床現象の分子メカニズムを解明し,新たな治療戦略の構築に寄与する.
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研究実績の概要 |
本研究の目的は,ヒト及び非ヒト霊長類であるカニクイザルの着床現象及び着床後胚発生,子宮内膜の変化を試験管内で再現し,霊長類の着床機構,脱落膜化機構,着床後胚発生の分子メカニズム解明に寄与することである. 本年度は,昨年度までに構築した子宮内膜間質層及び上皮細胞による三次元子宮内膜モデルを用い,着床期モデルを構築することを目標とした.最近,マイクロウェルプレート内で着床前エピブラストに相当するナイーブ型ヒト多能性幹細胞(Takashima Y et al., Cell, 2014)からなる胚様体を形成させ,適切な増殖因子の存在下で培養することで胚盤胞に類似した性質を持つブラストイドが得られることが報告された(Kagawa H et al., Nature, 2022).このブラストイドを人工ヒト胚モデルとして使用するため,まず野生型ヒト多能性幹細胞を従来の着床後エピブラストに相当するプライムド型からナイーブ型へとリセットし,ブラストイド形成を最適化するために細胞数,培養液,培養期間の条件検討を行った.続いて,三次元子宮内膜モデルとブラストイドの共培養実験を行った.三次元子宮内膜モデル形成後に性ホルモン刺激を行い,ブラストイドと共培養することで栄養膜細胞に相当するブラストイド最外層が子宮内膜細胞に接着することが確認できた.免疫染色にてGATA3陽性の栄養膜細胞が子宮内膜細胞に接しており,ブラストイド内部にOCT3/4陽性の胚盤葉上層及びGATA6陽性の胚盤様下層が保たれていた.胚モデルと子宮内膜モデルの接着現象は認めたものの,本来その後に続く胚の子宮内膜間質層への浸潤は共培養期間を延長しても確認できておらず,共培養開始前の人工胚モデルの培養条件,共培養時の培養液組成などの条件検討が今後必要であると考えられた.
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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