研究課題/領域番号 |
22KJ1828
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補助金の研究課題番号 |
22J13136 (2022)
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 (2023) 補助金 (2022) |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
栗林 宗一郎 (2023) 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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特別研究員 |
栗林 宗一郎 (2022) 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2023年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2022年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | ニュートリノ / 素粒子実験 / ニュートリノ振動 / CP対称性の破れ |
研究開始時の研究の概要 |
現在の宇宙生成の謎を解明するためには,身近にある粒子とそれとは電荷が反対の反粒子の性質の違い (CP 対称性の破れ) が重要になる.素粒子の一つであるニュートリノにその性質の違いが現れうることが理論的に予言されている. そこで,本研究ではT2K 実験におけるニュートリノ振動と呼ばれる現象のパラメータの精密測定を通して,CP 対称性の破れを実証することを目的とする. この目的の達成のためにはニュートリノ反応の詳細な理解が必要であり,そのために私は新型検出器Super FGDの開発と測定を行う.
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研究実績の概要 |
ニュートリノと呼ばれる素粒子にはニュートリノ振動と呼ばれる飛行中に種類を変える性質を持っていることが知られている.このニュートリノ振動において粒子と反粒子の性質の違い(CP対称性の破れ)があることが理論的に示されており,それが宇宙の物質反物質の非対称性の謎の解明の鍵になっている. 本研究課題ではニュートリノ振動測定の高精度化に向けて,T2K実験に参加し,新型検出器の開発及びニュートリノ振動解析に取り組んできた.当該年度ではニュートリノ振動解析を行った.特に私は本測定の大きな系統誤差の要因となっているニュートリノ反応モデルの不定性に着目し,解析における反応モデルの”選択”による潜在的なバイアスの評価を行った.反応モデルを変えた場合のシミュレーションデータを用いて.元々のモデルのシミュレーションデータの解析結果を比較し,最終的なニュートリノ振動パラメータの測定結果に与える影響を調べた. この解析結果としては,ニュートリノ振動におけるCP 位相については信頼区間を7%程度変えるが,最新の測定結果の主要な結論は変えないことを確認し,90%の有意度でCP 対称性が破れているという結果を得た. 本成果について国際会議Neutrino2022にてポスター発表を行った.現在博士論文を執筆中であり,今年度中に博士号を取得予定である.
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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