研究課題
特別研究員奨励費
現在、採掘困難な鉱山が増え続けていることを背景に、地下鉱山における鉱脈の品位分布を評価するプロセスのオートメーション化が望まれている。鉱脈を形成する鉱石はその種類や含有する不純物等の情報が、吸収や蛍光といったスペクトル情報として紫外等の領域に特徴が現れる。これを用いるとスペクトル情報から鉱脈の品位を推定することが可能になると考えられる。そこで本研究では紫外を含むマルチスペクトル画像(様々な波長を観測した画像)を機械学習により解析することで、鉱脈の品位分布の自動評価を行う手法を構築する。