研究課題/領域番号 |
22KJ2794
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補助金の研究課題番号 |
22J14944 (2022)
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 (2023) 補助金 (2022) |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
佐々木 愛理 東京薬科大学, 薬学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2023年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2022年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 脂質ナノ粒子(LNP) / 筋ジストロフィー / 核酸遺伝子デリバリー |
研究開始時の研究の概要 |
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)疾患治療には、遺伝子・核酸医薬の利用が必要不可欠である。しかし、筋集積性及び細胞内移行性が低い為、DDS開発が急務の課題である。本研究では、筋組織ターゲティングリガンドを表面修飾した脂質ナノ粒子(LNP)に、核酸医薬を内包した、筋ターゲティング型核酸医薬内包LNPの開発を行う。本LNPにより、病変部位特異的な核酸デリバリーシステム基盤技術を確立すると共に、有用性の高いDMD治療への応用を試みる。病変部位へ効率的な送達を可能とする本DDSの開発を達成し、新たな疾患治療システムの基盤構築を目指す。
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研究実績の概要 |
今年度は、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の新規遺伝子治療開発を目指したDDS研究を展開するべく、以下の項目について検討した。 1)全身投与が可能なmRNA内包脂質ナノ粒子(LNP)の開発:DMDは全身性の病態である。そのため全身投与により筋組織へ送達させることが可能なLNPとする必要がある。そこで、筋組織に対して効率的な送達を達成するため、初めに肝臓や脾臓等の他の臓器での遺伝子発現が減少するLNPの設計を行い、DMDモデルマウス(mdx)の各臓器での遺伝子発現を、レポーターmRNAを用いて評価した。その結果、LNPに利用するPEG脂質構造の炭素鎖の長さを変えることで肝臓や脾臓への集積が減少することを明らかとした。更に、PEG脂質の脂質構造の違いにより筋組織での遺伝子発現も変化し、筋組織で遺伝子発現が増加するLNPの脂質組成を決定した。 2)筋選択的mRNA内包LNPの開発:筋組織に対して指向性を有するペプチドを用いて、筋組織へ効率的な送達を可能とする筋ターゲティング型LNPの開発に取り組んだ。(1)で作製したLNPに対し、筋指向性ペプチドを修飾し、筋ターゲティング能の付与を試みた。筋指向性ペプチド修飾LNPをmdxに対して全身投与した結果、未修飾の場合と比較して筋組織においてより高い遺伝子導入活性を示した。 これらの結果より、筋指向性ペプチドを利用した、筋ターゲティング型LNPはDMD遺伝子治療のための基盤技術となり得ることが予想される。この基盤技術を基に、レポーター遺伝子から、治療用遺伝子へ変更することで、LNPの作製条件と治療効果の検討を行っている。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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