class I MHCの活性変化を介した上皮細胞による異常細胞の排除機構

• 研究課題/領域番号: 22KJ2896
• 補助金の研究課題番号: 21J22959 (2021-2022)
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金 (2023); 補助金 (2021-2022)
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分50010:腫瘍生物学関連
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 鮎川 志優 早稲田大学, 理工学術院, 特別研究員(DC1)
• 研究期間 (年度): 2023-03-08 – 2024-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 300千円 (直接経費: 300千円); 2023年度: 100千円 (直接経費: 100千円); 2022年度: 100千円 (直接経費: 100千円); 2021年度: 100千円 (直接経費: 100千円)

研究開始時の研究の概要

上皮細胞は細胞膜損傷を受けた細胞（Membrane-Damaged: MDed細胞）を押し出し、あるいは貪食することで上皮層から排除する。単独培養時ではどちらの排除も生じないことから、正常細胞はMDed細胞と相互作用することでこれら押し出し・貪食といった排除能を惹起すると考えられる。しかしながら、どのようにしてMDed細胞の貪食機構が惹起されるか、また、正常細胞がMDed細胞の何を認識するかは全く不明である。そこで本研究では、正常細胞によるMDed細胞の貪食機構の解明を目指す。