研究課題/領域番号 |
22KK0152
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高田 龍平 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90376468)
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研究分担者 |
中山 昌喜 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 分子生体制御学, 准教授 (50876000)
市田 公美 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (80183169)
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研究期間 (年度) |
2022-10-07 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2024年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2023年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 尿酸 / 輸送体 / 中央ヨーロッパ / 痛風 / 遺伝子変異 |
研究開始時の研究の概要 |
尿酸は、栄養由来成分としてのみならず、抗酸化物質や疾患原因物質として、多方面から研究が進んでいる内因性物質である。本研究では、既知の尿酸輸送体において遺伝子変異に伴う機能低下が認められない痛風・高尿酸血症・低尿酸血症例に着目し、未知の病因遺伝子:存在が確実視されるもその実体が未だ明らかとされていない新規尿酸輸送体を探索・同定する。中央ヨーロッパのグループとの密な連携が必要となるが、これまでにも数々の共同研究を進めてきた経験から、栄養生理学的に重要な成果が得られるのみならず、国際共同研究基盤のさらなる強化と国際ネットワークの拡張も大いに期待される。
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研究実績の概要 |
尿酸は、栄養由来成分としてのみならず、抗酸化物質や疾患原因物質として、多方面から研究が進んでいる内因性物質である。本研究では、既知の尿酸輸送体において遺伝子変異に伴う機能低下が認められない痛風・高尿酸血症・低尿酸血症例に着目し、未知の病因遺伝子:存在が確実視されるもその実体が未だ明らかとされていない新規尿酸輸送体を探索・同定する。中央ヨーロッパのグループとの密な連携が必要となるが、これまでにも数々の共同研究を進めてきた経験から、栄養生理学的に重要な成果が得られるのみならず、国際共同研究基盤のさらなる強化と国際ネットワークの拡張も大いに期待される。 研究開始初年度にあたる本年度(令和4年度)には、以下の点を明らかにすることができた。 ●チェコ共和国(Institute of Rheumatology, Prague; Department of Rheumatology, First Faculty of Medicine, Charles University, Prague; Department of Pediatrics and Inherited Metabolic Disorders, First Faculty of Medicine, Charles University and General University Hospital, Prague)、スロバキア共和国(Nephro Dialysis Center, Michalovce; Nephro Dialysis Center, Michalovce)、北マケドニア共和国(Faculty of Medicine, University Ss. Cyril and Methodius, Skopje)との国際共同研究の結果、新たな腎性低尿酸血症2型の病因変異として、機能消失を生じる新規のGlucose transporter 9 (GLUT9)/SLC2A9変異を同定した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
チェコ共和国、スロバキア共和国、北マケドニア共和国との国際共同研究の結果、新たな腎性低尿酸血症2型の病因変異を同定することができたため。
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今後の研究の推進方策 |
研究2年度目にあたる次年度(令和5年度)も、新規尿酸輸送体の同定を目指し、さらなる検討を進めていく。
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