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子どもの身体活動の実態に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 22KK0198
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関三重大学

研究代表者

笹山 健作  三重大学, 教育学部, 准教授 (20780729)

研究期間 (年度) 2023 – 2025
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
キーワード子ども / 身体活動 / 歩数 / 座位行動 / 中高強度身体活動 / 運動習慣 / 加速度計 / 国際比較
研究開始時の研究の概要

国際的に日本の子どもの身体活動に関する科学的根拠は極めて乏しい。中でも歩数計や加速度計といった客観的な手法で評価された子どもの身体活動量に関する科学的根拠は、特に乏しい状況である。加えて、身体活動ガイドライン達成に貢献する生活場面やその諸要因については検討の余地がある。そこで本研究では,日本と諸外国の子どもを対象とした国際比較研究を通して,1)日本の子どもの身体活動の実態を明らかにするとともに,2)身体活動ガイドライン(中高強度身体活動1日60分)に貢献する生活場面・関連要因について解明することを目的とする。

研究実績の概要

国際的に日本の子どもの身体活動に関する科学的根拠は極めて乏しい。中でも歩数計や加速度計といった客観的な手法で評価された子どもの身体活動量に関する科学的根拠は、特に乏しい状況である。加えて、身体活動ガイドライン達成に貢献する生活場面やその諸要因については検討の余地がある。そこで本研究では,日本と諸外国の子どもを対象とした国際比較研究を通して、1)日本の子どもの身体活動の実態を明らかにするとともに、2)身体活動ガイドライン(中高強度身体活動1日60分)に貢献する生活場面・関連要因について解明することを目的とする。
2023年度は、次年度からの渡英に向けて滞在予定の研究機関に所属する研究者と主にメールでやりとりを行った。特に滞在スケジュール等の研究滞在の受け入れに関わる手続きについてやりとりを行った。加えて、研究計画の実現可能性や研究目的に関わるレビューの実施についても確認した。国際比較を行う際の日本以外のデータセットについては、いくつかの使用可能なデータセットを提案されているので、調査項目等を確認し比較可能なデータセットについて今後検討を行う予定である。
そのほか、渡英後のデータ分析のために、これまでに日本国内で実施したデータを整理した。特に加速度計のデータを中心に整理を行うとともに、質問紙で調査した生活習慣のデータ入力を一部実施した。今後は未入力の生活習慣のデータがあるため、入力作業を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

国内における調査もおおむね順調に実施できた。またこれまでに調査したデータの整理やデータ入力、分析の一部を実施することができた。加えて、当初の予定通りに2024年度の4月初旬に渡英ができそうであるため、おおむね順調に進展している状況である。

今後の研究の推進方策

本研究では、日本と諸外国の子どもを対象とした国際比較研究を通して、1)日本の子どもの身体活動の実態を明らかにするとともに、2)身体活動ガイドライン(中高強度身体活動1日60分)に貢献する生活場面・関連要因について解明することを目的としている。
まず、これまでに歩数計や加速度計のような客観的手法を用いて小学生の身体活動量を検討した先行研究について整理し、日本の子どもの身体活動の実態についてレビューを行う。必要に応じて歩数計や加速度計の機種間の比較の検討を行う予定である。また、歩数計または加速度計を用いた身体活動量調査の手順についても先行研究を整理する予定である。
次に、基課題で調査された日本のデータと比較可能な諸外国のデータセットの検討を行う。その際、体格、体力、生活場面、環境的要因、社会・文化的要因の項目を踏まえて検討を行う。諸外国のデータセットは、各国のデータをマネジメントしている研究者の了承が必要であることから、検討に必要なデータセットの検討をできるだけ早期に決定していく予定である。その際、滞在先の研究者の協力を得ながら、日本と諸外国の子どもの身体活動量について国際比較研究を行う予定である。加えて、新たに小学生を対象とした身体活動量調査実施の必要性や可能性についても並行して検討を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-02-01   更新日: 2024-12-25  

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