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腫瘍免疫逃避機構を標的とした次世代環状mRNAワクチンプラットフォームの創薬

研究課題

研究課題/領域番号 22KK0288
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

黄 鵬  岡山大学, 中性子医療研究センター, 研究准教授 (00610841)

研究期間 (年度) 2023 – 2025
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
キーワード腫瘍免疫逃避 / 環状mRNAワクチン / 骨髄由来免疫抑制細胞 / 創薬 / REIC/DKK-3 / ナノ粒子
研究開始時の研究の概要

2020年にCOVID-19のパンデミックが世界を席巻したとき、「メッセンジャーRNA型ワクチン(mRNAワクチン)」と呼ばれる新しいワクチンが,新型コロナウイルス対策のために特例的に認可され,注目を集めた。がんやアレルギーの治療を目指すmRNAワクチンの研究が進んでおり,遺伝子治療やmRNAワクチンといった応用につながると期待される。本研究の目的は浸潤や転移に至った進行がんをも治癒可能な、革新的がん治療法の創出である。新しいmRNAワクチンや治療法手法の開発によって目的達成を目指す。

研究実績の概要

本研究の目的は浸潤や転移に至った進行がんをも治癒可能な、革新的がん治療法の創出である。新しいmRNAワクチンや治療法手法の開発によって目的達成を目指す。
令和5年度の2ヶ月(令和6年2月に交付内定)の研究実施期間に、次世代シーケンサーを用いた前立腺癌患者の網羅的遺伝子検索で多彩な遺伝子変異を解析した。さらに、渡航先の海外共同研究者や国内研究協力者と研究内容、方法などに関する打ち合わせを実施した。同時に渡航先の海外共同研究者や大学オフィスとの事務的な手続きを開始した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

R6年度海外渡航のため、渡航先の海外共同研究者や国内研究協力者と研究内容、方法に関する打ち合わせを実施した。

今後の研究の推進方策

本研究の推進方策は次のとおりである。
CircRNA エンジニアリングによる抗原の翻訳と生体安定性の小さな circRNA ワクチンの提示を最適化する(渡航先で研究代表者と海外共同研究者が実施する); 2)免疫組織および細胞への ci rcRNA のナノ粒子送達、および標的細胞への送達時の circRNA ワクチンの安定性、完全性、および抗原翻訳動態を研究する(国内で研究協力者が実施する);3)ナノ粒子で送 達された小さなcircRNAワクチンによる免疫調節メカニズムを解読する(渡航先で研究代表者と海外共同研究者が実施し、国内にて研究協力者が実施する);4)前立腺癌を対象として、同系およびトランスジェニックマウス腫瘍 モデルにおけるナノ粒子の小さなcircRNAワクチンの予防と治療効果を評価する(研究代表者と海外共同研究者がそれぞれの機関で実施する)。
この研究は、癌の予防と治療に広く適用されるmRNAワクチン の新しいプラットフォームとしてcircRNAを開発するための基礎を構築する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-02-01   更新日: 2024-12-25  

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