研究課題/領域番号 |
23222003
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
關 雄二 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 教授 (50163093)
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研究分担者 |
井口 欣也 埼玉大学, 人間社会科学研究科, 教授 (90283027)
坂井 正人 山形大学, 人文学部, 教授 (50292397)
鵜澤 和宏 東亜大学, 人間科学部, 教授 (60341252)
米田 穣 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (30280712)
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連携研究者 |
清水 正明 富山大学, 理工学研究部, 教授 (50162714)
長岡 朋人 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (20360216)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
182,390千円 (直接経費: 140,300千円、間接経費: 42,090千円)
2015年度: 35,620千円 (直接経費: 27,400千円、間接経費: 8,220千円)
2014年度: 35,490千円 (直接経費: 27,300千円、間接経費: 8,190千円)
2013年度: 37,960千円 (直接経費: 29,200千円、間接経費: 8,760千円)
2012年度: 34,060千円 (直接経費: 26,200千円、間接経費: 7,860千円)
2011年度: 39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円)
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キーワード | 考古学 / 文化人類学 / 文明 / 複雑社会 / 権力 / 複合社会 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは、アンデス文明初期にあたる形成期(前3000年~紀元前後)に焦点を絞り、ペルー北高地に位置するパコパンパ祭祀遺跡を調査し、遺構、出土遺物の分析を考古学のみならず理化学を含む分野横断的体制の下で進め、経済面以上に、イデオロギー面基盤を持つ社会的リーダーが紀元前800年頃に出現したことをつきとめた。またその権力形成過程や基盤に地域的多様性が認められることが判明した。この成果はアンデス以外の世界の古代文明においても適用できる可能性があり、その点で唯物史観に依存してきた文明研究に新たな視座を与えることができたと考えられる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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