研究課題/領域番号 |
23224008
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
谷畑 勇夫 大阪大学, 核物理研究センター, 特任教授 (10089873)
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研究分担者 |
土岐 博 大阪大学, 核物理研究センター, 名誉教授 (70163962)
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連携研究者 |
王 恵仁 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (80462670)
小林 俊雄 東北大学, 理学研究科, 教授 (30186754)
小沢 顕 筑波大学, 数理物質科学研究科, 教授 (80260214)
味村 周平 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (10273575)
民井 淳 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (20302804)
鈴木 智和 大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (80506395)
松多 健作 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50181722)
三原 基嗣 大阪大学, 理学研究科, 助教 (60294154)
福田 光順 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50218939)
木村 喜久雄 長崎総合科学大学, 工学部, 講師 (60108636)
坂口 治隆 大阪大学, 核物理研究センター, 協力研究員 (30025465)
前田 幸重 宮崎大学, 工学部, 助教 (50452743)
明 孝之 大阪工業大学, 工学部, 講師 (20423212)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
209,820千円 (直接経費: 161,400千円、間接経費: 48,420千円)
2015年度: 39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円)
2014年度: 33,410千円 (直接経費: 25,700千円、間接経費: 7,710千円)
2013年度: 39,520千円 (直接経費: 30,400千円、間接経費: 9,120千円)
2012年度: 52,780千円 (直接経費: 40,600千円、間接経費: 12,180千円)
2011年度: 44,850千円 (直接経費: 34,500千円、間接経費: 10,350千円)
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キーワード | テンソル力 / 核構造 / 高運動量 / 核子移行反応 / 2核子相関 / TOSM / TOAMD / 陽子-中性子相関 / 核物質の状態方程式 / 不安定核の構造 / 不安定核の反応 / 核内核子の高運動量成分 / 不安定核の陽子半径 / テンソル最適化核模型 / 高運動量成分 / テンソル最適化殻模型 / 殻構造 / 新理論 |
研究成果の概要 |
パイ中間子を介した強い相互作用には中心力とテンソル力が含まれる。非常に軽い核ではテンソル力の重要性は確立されているが、少し重い核ではその影響は知られていなかった。今回の研究で核構造に種々の形でテンソル力の影響が現れることを明らかになった。 実験的には原子核の基底状態において、核子が高運動量を持つ確立が大きいこと、その高運動量核子はS=1,T=0の核子対として存在することが分かった。また、中性子過剰な核における軌道の混合がこのような相関核子の影響であることが理解できた。 理論的には、テンソル力を陽に含めたTOSMおよび、TOAMD理論を構築し、Li, Be, Bのアイソトープに適用した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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