研究課題/領域番号 |
23225005
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
齋藤 軍治 名城大学, 農学部, 教授 (40132724)
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研究分担者 |
吉田 幸大 名城大学, 農学部, 助教 (10378870)
伊東 裕 名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授 (10260374)
岸田 英夫 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授 (40311633)
清水 康弘 名古屋大学, 大学院理学研究科, 講師 (00415184)
大塚 晃弘 京都大学, 低温物質科学研究センター, 准教授 (90233171)
前里 光彦 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (60324604)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
244,920千円 (直接経費: 188,400千円、間接経費: 56,520千円)
2015年度: 27,560千円 (直接経費: 21,200千円、間接経費: 6,360千円)
2014年度: 29,120千円 (直接経費: 22,400千円、間接経費: 6,720千円)
2013年度: 29,120千円 (直接経費: 22,400千円、間接経費: 6,720千円)
2012年度: 45,630千円 (直接経費: 35,100千円、間接経費: 10,530千円)
2011年度: 113,490千円 (直接経費: 87,300千円、間接経費: 26,190千円)
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キーワード | 量子スピン液体 / スピンフラストレーション / 超伝導 / 量子相転移 / 電荷移動錯体 / BEDT-TTF / フラーレン / キャリア注入 / 有機π分子 / スピン三角格子 / key-keyhole関係 / イオン液体ゲートトランジスタ / フラストレーション / テトラチアフルバレン / 電界効果トランジスタ / 一軸歪圧 / 非線形光学 / 機能性有機物質設計 |
研究成果の概要 |
50種類以上の新規ET陽イオンラジカル塩を開発し、特に3種類のκ-(ET)2X塩(スピン液体、valence bond solid、常圧超伝導)の新規開発に成功した。また、三回対称性陽イオンを用いて、スピン三角格子を形成する新規C60陰イオンラジカル塩の系統的な開発を推進した。 開発したラジカル塩について常圧ならびに加圧下での諸物性測定を行い、スピン液体の低エネルギー励起の理解や、外場印加(温度、圧力、磁場など)による新奇電子相の実現に成功した。また、光学測定によるスピンフラストレーションの実験的評価法の開発や、電界効果を用いたキャリア注入によるスピン液体の絶縁体-金属転移の誘起に成功した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A-: 当初目標に向けて概ね順調に研究が進展しており、一定の成果が見込まれるが、一部に遅れ等が認められるため、今後努力が必要である
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