研究課題/領域番号 |
23227002
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
河村 悟 大阪大学, 生命機能研究科, 招へい教授 (80138122)
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連携研究者 |
和田 昭盛 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (80158683)
橘木 修志 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 准教授 (70324746)
和田 恭高 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 助教 (90376559)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
87,880千円 (直接経費: 67,600千円、間接経費: 20,280千円)
2014年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2013年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2012年度: 30,420千円 (直接経費: 23,400千円、間接経費: 7,020千円)
2011年度: 30,940千円 (直接経費: 23,800千円、間接経費: 7,140千円)
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キーワード | 桿体 / 錐体 / 光感度 / 時間分解能 / 暗所視 / 明所視 / 光-電位変換機構 / 細胞内情報伝達 / 視物質 / アレスチン / 脱リン酸化 / レチノール / ミトコンドリア / 外節 / 桿体視細胞 / 錐体視細胞 / レチノイド / トランスデューシン |
研究成果の概要 |
暗所と明所とでは物の見え方が違う。これは、網膜中に存在し光を検出する視細胞に桿体と錐体とがあり、両者で光検出特性に違いがあるからである。桿体は光感度が高く暗所で働くが、光のオン・オフに追随できないので時間分解能が悪く、暗所では素早く動く物体はよく見えない。一方、錐体は光感度が低く明所で働き、時間分解能が良く、素早く動く物体の検出に適している。本研究では桿体と錐体の光-電位変換機構の各反応の効率を定量的に比較し、光感度の違い、時間分解能の違いが両者のどの反応がどう違って生じるのかの詳細を初めて明らかにした。さらに、錐体特異的に発現することを既に明らかにしている分子についてそれらの機能を検討した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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