研究課題
基盤研究(S)
細菌のF1は0度, 40度, 80度でトルクを発生することがわかった。40度のトルクは新発見である。植物葉緑体のATP合成酵素のガンマサブユニットは、日の出とともに還元されて酵素は活性化、日暮れになると酸化されて不活性化することを野外のホウレン草で見出した。ヒトF1は、0→65度(ATPの結合)、65→90度(リン酸の解離)、90度でATP加水分解が起きることを発見した。ミトコンドリアATP合成酵素の量を制御する因子(Orf47)を発見した。ミトコンドリアATP合成酵素の阻害因子IF1を完全に失ったノックアウトマウスを作成した。驚いたことに、健康であった。
A-
A-: 当初目標に向けて概ね順調に研究が進展しており、一定の成果が見込まれるが、一部に遅れ等が認められるため、今後努力が必要である
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
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http://www.kyoto-su.ac.jp/more/2014/305/20141006_news.html