研究課題/領域番号 |
23240061
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験動物学
|
研究機関 | 東都医療大学 (2013-2015) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2011-2012) |
研究代表者 |
百溪 英一 東都医療大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50355145)
|
研究分担者 |
栗林 尚志 麻布大学, 環境保健学部, 准教授 (00386799)
山本 静男 (山本 静雄) 麻布大学, 環境保健学部, 教授 (40130900)
|
研究協力者 |
江田 栄俊 テネシー大学(ノックスビル), 教授
大坪 茂 大坪会三軒茶屋クリニック, 院長
Cossu Davide 順天堂大学, 医学部・神経内科, 助手
黒須 道夫 テネシー大学(メンフィス), 薬学部, 教授
日比 紀文 北里大学, 大学院医療系研究科, 特任教授
小林 拓 北里大学, 炎症性腸疾患先進治療センター, 副センター長
江石 義信 東京医科歯科大学, 医学部器官システム制御学系 消化器・代謝病学講座, 人体病理学分野教授
池上 雅博 東京慈恵会医科大学, 病理学講座, 教授
村上 覚史 東京農業大学, 畜産学科家畜衛生学, 教授
森 康行 農研機構, 動物衛生研究所細菌, 寄生虫研究領域
西森 敬 農研機構, 動物衛生研究所細菌, 寄生虫研究領域
下地 善弘 農研機構, 動物衛生研究所細菌, 寄生虫研究領域
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2015年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2014年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2013年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2012年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2011年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
|
キーワード | クローン病 / ヨーネ菌 / 炎症性腸炎 / マウスモデル / 自己免疫病 / 実験的腸炎 / 抗酸菌 / 免疫病理学 / 国際情報交換 / 抗酸菌抗原 / 炎症性腸疾患 / ヨーネ病 / 壊死性腸炎 / マウス / ラット / 実験動物学 / 食品衛生 |
研究成果の概要 |
ヨーネ菌抗原の免疫修飾作用と自己免疫難病クローン病(CD)との関連を皮下、経腸接種の組み合わせで免疫病理学的に評価した。ヨーネ菌脂質抗原(EV抗原)、EV抗原分画を合成したlipopeptide IIs、全菌体抗原、可溶化抗原、菌総DNA、マウス腸陰窩細胞抗原の順にCD様病変誘導作用が強かった。EV抗原と牛乳の繰り返し経口感作はアレルギー症状も惹起した。抗原の繰り返し経腸接種は免疫寛容を誘導した。非IBDの成人の7%がヨーネ菌特異的IgE抗体を保有していた。ヨーネ菌細胞壁の脂溶性抗原が全層性腸炎惹起作用やアレルギーなど免疫修飾作用を有す事、その責任分子の構造を明らかにできた。
|