研究課題/領域番号 |
23240091
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
征矢 英昭 筑波大学, 体育系, 教授 (50221346)
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研究分担者 |
桑原 知子 独立行政法人産業技術総合研究所, 幹細胞工学センター, 研究員 (90358391)
川戸 佳 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50169736)
劉 宇帆 (劉 字帆 / 劉 宇 帆) 筑波大学, 体育系, 研究員 (90599680)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
48,230千円 (直接経費: 37,100千円、間接経費: 11,130千円)
2014年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2013年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2012年度: 15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2011年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
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キーワード | 低強度運動 / 海馬 / 認知機能 / 神経新生 / アストロサイト / ニューロステロイド / マイクロアレイ / IPA解析 / 換気性作業閾値 / 乳酸性作業閾値 / 脂質代謝 / タンパク質合成 / 軽運動 / アンドロゲン / DHT / LC-MS/MS / 成熟海馬 / Wnt-3a / GFAP / ストレス |
研究成果の概要 |
運動は骨・筋のみならず脳、とりわけ認知機能を司る海馬に作用し、神経新生や認知機能の向上など有益な効果をもたらす。研究代表者らは、これまでに低強度運動でも十分に海馬の可塑性が高まることを明らかにしたが、そのメカニズムは未だ不明である。そこで、本研究では、低強度運動が海馬機能を高める分子基盤について検証した。その結果、低強度の運動効果は、アストロサイトの神経栄養効果や海馬で合成されるニューロステロイドの作用を介すことを明らかとなった。また、遺伝子発現の網羅的解析により、脂質代謝やタンパク質合成に関連した新たな分子基盤を同定した。これらの知見は、低強度運動の効果を解明する糸口となることが想定される。
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