研究課題
基盤研究(A)
わが国においても重要性が増している地下水資源が抱える問題に硝酸汚染がある。富士山を対象に考えれば、茶栽培などの農耕によって用いられる施肥にはすでに制限がかけられているものの、地下水の滞留時間が15年から30年と考えられることから一部ではなお水道基準を超える汚染が認められる。良質の地下水を確保し続けるためには、現場での微生物活性による脱窒機能を効率よく発揮させることが必要である。実際に現場地下水中にはどの程度の脱窒機能を有する原核生物が存在し、どの程度の活性を発揮しているのか、またそれらはどのような環境因子に強く制御されているのかを明らかにして地下水の有効活用へ資する基礎研究を展開した。
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FEMS Microbiology Ecology
巻: 86 号: 3 ページ: 532-543
10.1111/1574-6941.12179
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~skearth/fieldintro.html
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~skearth/index.html