研究課題/領域番号 |
23242043
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
片山 剛 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30145099)
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研究分担者 |
小林 茂 大阪大学, 大学院文学研究科, 名誉教授 (30087150)
田口 宏二朗 大阪大学, 大学院文学研究科, 准教授 (50362637)
稲田 清一 甲南大学, 文学部, 教授 (60221777)
荒武 達朗 徳島大学, ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (60314829)
大坪 慶之 三重大学, 教育学部, 准教授 (30573290)
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連携研究者 |
田嶋 俊雄 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (10171696)
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研究協力者 |
山本 一 大阪大学, 大学院文学研究科, 特任研究員 (00748973)
夏 維中 南京大学, 中国思想家研究中心兼歴史系, 教授
特木勒 南京大学, 歴史系, 副教授
陳 忠烈 広東省社会科学院, 歴史研究所, 研究員
廖 泫銘 中央研究院, 人文社会科学研究中心, 研究助技師
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
2014年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2013年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 伝統中国 / 近代東アジア / 土地登記 / 地籍図 / 国際研究者交流 / 中国:台湾 / 国際情報交換 / 不動産登記 / 土地制度 / 開発史 |
研究成果の概要 |
南京国民政府下の首都南京で1934~36年に実施された不動産登記事業について、登記文書を用いて復原し、その特色と中国史上における意義を明らかにした。 従来、ある土地の正当な所有権者であることを証明する責任は、所有権者自身が負っていた。そのため、正当な所有権者であることの由来を証明する新旧の売買契約書や政府発行の証明書すべてを、所有権者自身が保管していた。しかし本登記事業は、上記の売買契約書や政府の証明書すべてを地政機関が保管することに変更し、正当性の由来を証明する責任は政府が負うようになった。これが、本登記事業の中国史上における意義の一つである。
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