研究課題/領域番号 |
23242056
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
関根 康正 関西学院大学, 社会学部, 教授 (40108197)
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連携研究者 |
野村 雅一 国立民族学博物館, 名誉教授 (60142014)
小田 亮 首都大学東京, 都市教養学部人文社会系社会人類学分野, 教授 (50214143)
鈴木 晋介 茨城キリスト教大学, 文学部, 助教 (30573175)
和崎 春日 中部大学, 国際関係学部, 教授 (40230940)
近森 高明 慶應義塾大学, 文学部人文社会学科, 准教授 (10411125)
北山 修 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 名誉教授 (80243856)
南 博文 九州大学, 教育学部教育心理学系, 教授 (20192362)
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研究協力者 |
Teasley Sarah
Salzbrunn Monika
阿部 年晴
Gill Thomas
朝日 由実子
村松 彰子
西垣 有
内藤 順子
Subbiah Shanmugampillai
根本 達
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
37,830千円 (直接経費: 29,100千円、間接経費: 8,730千円)
2015年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2014年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2013年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2012年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2011年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | ネオリベラリズム / ネオリベ的ストリート化 / 根源的ストリート化 / ストリートエッジ / 共同性 / 被差別解放運動 / 敷居 / ストリート / 移民 / トランスナショナリズム / 新たなローカリティ / アンダークラス / 宗教空間 / 周辺化 / ストリート・ウィズダム / ローカリティ / ヘテロトピア / デザイン / 精神分析 / アンビヴァレンス |
研究成果の概要 |
現代のネオリベラリズムに抗してストリート人類学を確立することが本研究の目的である。そのためにストリート・ウィズダムとローカリティの生成の実態把握を行った。研究成果のキーポイントは、中心からの徹底した一元化としての「ネオリベ的ストリート化」が作り出す敷居(ストリートエッジやローカルエッジ)での創発行動の解明にあり、そこでは「自己が他者化」するという動的過程が必ず見いだされ、それを「根源的ストリート化」と概念化した。エッジを不安定とともに生きている人々は現代人の生の本質を映す鏡である。その状況は「人が生きるとは何か」という哲学的究極の問いを現実的に問う。その探求にストリート人類学の存在意義がある。
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