研究課題/領域番号 |
23243076
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 裕之 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (40243977)
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研究分担者 |
須長 正治 九州大学, 大学院芸術工学研究院, 准教授 (60294998)
レメイン ジェラード バスチアン (レメイン ジェラードバスチアン / REMIJN Gerard B. / REMIJN GerardB.) 九州大学, 大学院芸術工学研究院, 准教授 (40467098)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)
2014年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2013年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2012年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 視覚 / 知覚 / 順応 / 残効 / 残像 / 運動 / 眼球運動 / 錯視 / 運動残効 / 色 / 実験心理学 / 学習 / ベクション |
研究成果の概要 |
本研究では、視知覚の様々な側面における順応と残効を調べた。たとえば、残像の形成、順応による形の知覚的変化、錯視的運動にあらわれる運動残効などである。我々は、残像は網膜上の光受容器の疲労パタンそのものではなく、脳活動を表すことを残像の形の変化から見出した。そして残像が現れたり消えたりするのは、脳内での視覚的要素間の相互抑制によることを発見した。また、運動残効の実験により、オップアートに見られる流れの錯視が、相対運動の検出によって決定されていることを示した。さらに、繰り返される動きに対するサッカードの学習についても調べた。これらの結果は、順応と残効がいかに脳の活動を知るのに有効かを証明している。
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