研究課題/領域番号 |
23244062
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岩井 伸一郎 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60356524)
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研究分担者 |
米満 賢治 中央大学, 理工学部, 教授 (60270823)
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連携研究者 |
伊藤 弘毅 東北大学, 大学院理学研究科, 助教 (70565978)
山本 薫 岡山理科大学, 理学部, 准教授 (90321603)
佐々木 孝彦 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20241565)
齋藤 伸吾 (独)情報通信研究機構, 未来ICT研究所, 主任研究員 (80272532)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
47,970千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 11,070千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 32,890千円 (直接経費: 25,300千円、間接経費: 7,590千円)
2011年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 強相関電子系 / 光誘起相転移 / 超高速現象 / 有機伝導体 / 遷移金属酸化物 / コヒーレント制御 |
研究成果の概要 |
赤外12 fs(2.5サイクル)および7 fs(1.5サイクル, CEP安定化)の極超短パルスを開発し、有機伝導体(BEDT-TTF錯体)を主要な対象として、光誘起相転移の初期過程を調べた。電荷秩序の融解が、電子のコヒーレント振動によって開始する様子や、ダイマーモット絶縁体が、励起状態と分子内、分子間振動の相互作用を介して金属へと転移にする様子を明らかにした。また、>10 MV/cmに及ぶ瞬時強電場により、金属から電荷秩序への転移に初めて成功した。また、分子内と分子間自由度を考慮した理論解析により、連続電場、パルス電場による強電場効果として電荷の局在や相互作用反転が起きる条件を詳細に検討した。
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