研究課題/領域番号 |
23244088
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
瀬戸 秀紀 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60216546)
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研究分担者 |
荒木 武昭 京都大学, 理学研究科, 准教授 (20332596)
小貫 明 京都大学, 名誉教授 (90112284)
貞包 浩一朗 同志社大学, 生命医科学部, 助教 (50585148)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
49,530千円 (直接経費: 38,100千円、間接経費: 11,430千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2012年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2011年度: 26,390千円 (直接経費: 20,300千円、間接経費: 6,090千円)
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キーワード | 溶媒和効果 / 中性子小角散乱 / 中性子スピンエコー法 / 拮抗的 / ラメラ構造 / オニオン構造 / ずり粘稠化 / 電気的相互作用 / 拮抗的塩 / 中性子スピンエコー / ずり流動 / ソフトマター物理 / 化学物理 / 中性子散乱 / 物性理論 / 相転移 / 相分離構造 / キャピラリー凝縮 / ヤヌス粒子 / ナノ構造 / 相分離現象 |
研究成果の概要 |
ソフトマター系の秩序化や構造形成は一般にエントロピー的な相互作用によって支配される。その中で電荷による相互作用は「強い相互作用」であり秩序化に対する影響も大きい。我々は有機溶媒と重水の混合溶液に親水性と疎水性のイオン対からなる拮抗的な塩を加えることにより、ナノスケールの膜構造が形成されるとともにマイクロメートルスケールのオニオン球が形成されることを示した。これは、イオンの非一様な空間分布と電気的相互作用により界面活性剤のような役割を果たすことによる。本研究ではこの現象の一般性を明らかにするとともに、界面活性剤系や高分子電解質、ヤヌス粒子、液晶、コロイド、ナノバブルなど様々な系についても調べた。
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