研究課題/領域番号 |
23244098
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
伊藤 谷生 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 教授 (50111448)
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研究分担者 |
津村 紀子 千葉大学大学院, 理学研究科, 助教 (00272302)
佐藤 剛 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 准教授 (00468406)
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連携研究者 |
狩野 謙一 静岡大学, 防災総合センター, 特任教授 (30090517)
小森 次郎 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 講師 (10572422)
阿部 信太郎 産業技術総合研究所, 活断層火山研究部門, 研究グループ長 (70371408)
池田 安隆 東京大学大学院, 理学系研究科, 准教授 (70134442)
山北 聡 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (80210342)
岩崎 貴哉 東京大学, 地震研究所, 教授 (70151719)
佐藤 比呂志 東京大学, 地震研究所, 教授 (00183385)
武田 哲也 防災科学技術研究所, 観測予測研究領域, 主任研究員 (80455253)
渡辺 俊樹 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (50210935)
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研究協力者 |
野崎 謙治 千葉大学大学院, 理学研究科, 博士課程院生
加藤 潔 駒澤大学, 講師
小田原 啓 神奈川県温泉地学研究所, 主任研究員
松浦 芳樹 ジーベック, 代表取締役
大橋 聖和 千葉大学大学院, 理学研究科, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
50,180千円 (直接経費: 38,600千円、間接経費: 11,580千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2011年度: 41,210千円 (直接経費: 31,700千円、間接経費: 9,510千円)
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キーワード | 富士川河口断層帯 / 糸魚川静岡構造線 / 伊豆弧衝突帯 / フィリピン海プレート / 東海地震 / 活断層 / フィリッピン海プレート / 大宮断層 / MDRS / sleltonization / 地震探査 / 地下構造 / MDRS法 / スケルトン化 |
研究概要 |
東海地震震源域北端の富士川河口断層帯から糸魚川静岡線までの地下構造探査を行った結果、以下のことが明らかとなった。第1に富士川河口断層帯は西傾斜逆断層であり、その下部はフィリピン海プレート上面に近接している。第2に同断層帯東縁の大宮断層は高角正断層ではなく浅部で低角化する衝上断層群の一つである。第3に従来の垂直変位速度に基づく同断層帯活動性評価は過小評価の恐れがある。第4に同断層帯は相当量の横ずれ運動を含んでいるので、活動性の正確な評価のためには3次元的な調査が不可欠である。第5に糸魚川静岡線とその関連断層群の活動は鮮新世末には著しく減少し、主たる断層運動の場は東の富士川河口断層帯に移動した。
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