研究課題/領域番号 |
23245032
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
安蘇 芳雄 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (60151065)
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研究分担者 |
家 裕隆 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (80362622)
辛川 誠 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (80452457)
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研究協力者 |
夛田 博一
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
31,980千円 (直接経費: 24,600千円、間接経費: 7,380千円)
2014年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2013年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2012年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 分子素子 / 共役オリゴマー / 電極アンカー / 被覆分子ワイヤ / 導電性計測 / 分子エレクトロニクス / オリゴチオフェン |
研究成果の概要 |
分子デバイスに向けて、精緻な分子設計による物性の制御によって機能集積を施した単一分子系素子の構築を目的として研究を遂行した。β位にジアルキルフルオレンをスピロ置換させたチオフェンモノマーを用い4量体をベースとして24量体までの完全被覆長鎖オリゴチオフェン分子ワイヤの単離と両端へのチオシアナトアンカー基の導入を達成し、伝導挙動を明らかにした。また、各種のπ電子系アンカー官能基を有する三脚構造分子を開発し、金電極やグラフェン電極に対する協働的「π接合」挙動を解明した。さらに、アンカー官能基の種類に基づく伝導キャリアの制御に成功し、分子熱電変換への道を拓いた。
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