研究課題/領域番号 |
23246007
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
飯田 厚夫 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器科学支援センター, シニアフェロー (10143398)
|
研究分担者 |
高西 陽一 京都大学, 大学院理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80251619)
|
研究期間 (年度) |
2011-05-31 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
34,970千円 (直接経費: 26,900千円、間接経費: 8,070千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2011年度: 19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
|
キーワード | 液晶 / 放射光科学 / 結晶工学 / 共鳴X線散乱 / X線マイクロビーム / 相転移 / 分子間相互作用 / 局所解析 / 共鳴X線散乱 / X線マイクロビーム |
研究概要 |
放射光マイクロビームによる局所共鳴X線散乱の手法を開発し、キラルスメクティック液晶に現れる新しい副次相を探索し、相転移を引き起こす液晶分子間相互作用に関する有力な知見を得た。まず反強誘電相と強誘電相の間に新たに6層周期構造を持つ相を混合液晶試料に見出した。解析によればこの相は理論的に予想されていた層秩序に矛盾しない。一方電場誘起相転移の転移点近傍に12層周期の新しい相を見つけた。このような長周期の相の存在はこれまで実験的にも理論的にも予想されていなかったものであるが、解析によれば遷移相として妥当な分子配列であることが分かった。
|