研究課題/領域番号 |
23246123
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岡田 益男 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (80133049)
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研究分担者 |
亀川 厚則 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (90292242)
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研究協力者 |
栗岩 貴寛
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 水素 / Cu-Ti合金 / Cu-Cr-Zr合金 / Cu-Cr-Zr-Ti合金 / スピノーダル分解 / 水素中時効熱処理 / 水素有効機能 / ナノ材料 / 電子・電気材料 |
研究成果の概要 |
現用のCu系合金の水素中時効熱処理による引張強度と導電率の同時向上を検討した。 Cu-Ti合金では水素中時効熱処理に最適な組成はCu-3mass%Tiであり、水素中時効熱処理後に150℃程度の真空中熱処理により、引張強度を維持しながら曲げ加工性と導電率を同時に向上させることができた。 コネクタ材料であるCu-Cr-Zr系合金に0.5mass%Tiを含有させ、水素中時効熱処理を施すことにより特性が向上した。Cu-0.2Cr-0.6Zr-0.5Ti合金において、400℃で5hの水素中時効熱処理により、圧延材と比較し、強度と導電率が向上し、それぞれ665 MPaと56% IACSの値が得られた。
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