研究課題/領域番号 |
23246128
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤本 愼司 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70199371)
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研究分担者 |
土谷 博昭 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (50432513)
宮部 さやか 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (50584132)
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連携研究者 |
廣本 祥子 独立行政法人物質・材料研究機構 (00343880)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
47,450千円 (直接経費: 36,500千円、間接経費: 10,950千円)
2013年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2012年度: 24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
2011年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
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キーワード | ナノホールアレイ / 自己組織化 / 生体材料 / 生体適合性 / 腐食防食 / 電気化学 / 表面機能化 / ステンレス鋼 / 生体親和性 / ナノポーラス / 電気化学プロセス / チタン・チタン合金 / コバルト・クロム合金 |
研究概要 |
本研究では電気化学プロセスによる医療用金属材料表面への自己組織化ナノホールアレイ形成とその生体適合性評価を行った。ナノホールアレイ形成はステンレス鋼、チタン及びコバルト・クロム合金において確認されたが、最適条件は基板の種類により異なった。ナノホールアレイを形成したType316Lステンレス鋼において細胞増殖は平滑なステンレス鋼表面より促進された。また変形により生じる下地金属溶解の抑制に重要な再不働態化能はナノホールアレイ形成により向上した。以上より、ステンレス鋼表面にナノホールアレイを形成することにより、ステンレス鋼の生体適合性と変形時の耐食性を同時に向上させうることが明らかとなった。
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