研究課題/領域番号 |
23247010
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹井 祥郎 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (10129249)
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研究分担者 |
日下部 誠 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (40451893)
椋田 崇生 鳥取大学, 医学部, 講師(現職) (60346335)
安藤 正昭 東京大学, 大気海洋研究所, 研究員 (10100976)
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連携研究者 |
野畑 重教 東京大学, 大気海洋研究所, 特任研究員 (00522690)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
48,750千円 (直接経費: 37,500千円、間接経費: 11,250千円)
2013年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2012年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2011年度: 19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
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キーワード | 浸透圧調節 / 海水適応 / 飲水行動 / 腸による吸収 / 比較内分泌 / 水・電解質代謝 / ウナギ / トランスポーター / トランスクリプトーム解析 / 上皮輸送 / レニン・アンジオテンシン / ナトリウム利尿ペプチド / グアニリン / 脳ホルモン / 消化管ホルモン / イオン輸送体 / 腎作用 |
研究概要 |
海水より低い体液浸透圧をもつ真骨魚にとって、飲水とそれに続く腸での水吸収は、脱水環境である海洋に適応するために必須である。申請者は、淡水と海水双方によく適応できるウナギを用いて、次世代シーケンサーを用いたトランスクリプトーム解析により、脳(飲水調節部位)と腸(吸収調節部位)で発現しており、海水に移行させると発現が上昇する新規ホルモン遺伝子を発見し、2つの器官がホルモンを通して互いに協調していることを見つけた。今後は、これら遺伝子を腸や脳で器官特異的にノックダウンして、海水適応の鍵を握る遺伝子を同定する。本研究は、ホルモンを介した脳と腸のクロストークを明らかにした世界でも初めての研究である。
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