研究課題/領域番号 |
23248052
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
南澤 究 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (70167667)
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研究分担者 |
信濃 卓郎 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター, 農業放射線研究センター長 (20235542)
池田 成志 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 主任研究員 (20396609)
山下 明史 東北大学, 大学院生命科学研究科, 助教 (00573180)
岡崎 圭毅 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 研究員 (40414750)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
50,700千円 (直接経費: 39,000千円、間接経費: 11,700千円)
2013年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2012年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2011年度: 24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)
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キーワード | 植物共生微生物 / メタゲノム解析 / 物質代謝 / 植物マークロビオーム / メタン酸化 / 窒素施肥 / 植物マイクロビオーム / 根圏微生物 |
研究概要 |
植物根圏の物質循環における植物共生菌の役割を知るために、メタゲノム解析によりそれらの物質代謝機能を明らかにすることを目的とした。窒素条件の異なる水田に栽培したイネ根に生息している細菌群集のメタゲノム解析の結果、メタン酸化遺伝子の相対存在比が低窒素環境で上昇していた。日本晴とイネ共生遺伝子CCaMK変異体は、低窒素区においてメタンフラックスが約2倍上昇した。種々の解析の結果、イネCCaMK遺伝子が低窒素環境でメタン酸化窒素固定細菌を受容し、水田環境に豊富なメタンをエネルギー源としてイネ根で窒素固定を行っていた。その他の環境変動に対してもイネ共生細菌群集や土壌RNAが敏感に応答していた。
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