研究課題
基盤研究(A)
ヒトの細胞のDNAメチル化パターンを決める新規因子を同定し、メチル化が遺伝子の働きを調節する基盤を明らかにすることを目的とした。まず、DNAメチル化異常を伴う遺伝性免疫不全症の解析からZBTB24蛋白質を候補因子として同定し、遺伝子改変マウスを作成してこれがメチル化を調節することを証明した。また、ヒトとチンパンジーのメチル化比較により、CTCFという転写調節蛋白質、それが結合するDNA配列、及び直列型反復配列の塩基置換等の変化がメチル化パターンを決めることを明らかにした。以上の成果は、ヒトの進化、多様性、がん等の疾病の基盤の解明に役立つ。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 4件) 備考 (3件)
J. Hum. Genet.
巻: 58 号: 7 ページ: 455-460
10.1038/jhg.2013.56
10031190041
J. Hum, Genet
巻: 58 号: 7 ページ: 446-54
10.1038/jhg.2013.55
J. Hum. Genet
巻: 57 号: 2 ページ: 84-91
10.1038/jhg.2011.151
10030711407
http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/epigenome/index.html
http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/epigenome/