研究課題/領域番号 |
23249033
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
大前 和幸 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (60118924)
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研究分担者 |
田中 昭代 九州大学, 医学研究院, 講師 (10136484)
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連携研究者 |
中野 真規子 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70384906)
平田 美由紀 九州大学, 医学研究院, 助教 (30156674)
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研究協力者 |
田中 茂 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (60171758)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2013年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2012年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2011年度: 25,220千円 (直接経費: 19,400千円、間接経費: 5,820千円)
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キーワード | インジウム / 産業疫学 / コホート研究 / 間質性肺炎 / 肺気腫 / 先端産業 / 透明導電膜 / 太陽電池 / 産業中毒 / 呼吸器影響 / レアメタル / 肺間質性障害 / 量反応関係 / 量影響関係 / 生物学的モニタリング |
研究概要 |
本研究期間中に、10カ所のITO関連工場でコホート調査、11カ所の金属インジウム・合金工場で時間断面調査、リスクコミュニケーション活動、メカニズム関連の血清・尿検査を実施した。高濃度インジウム曝露者では、肺気腫性変化が悪化すること、1000℃超のインジウム高温溶解作業者は、肺障害発生リスクが高いことが明らかになった。GM-CSFが関与する肺障害の発生は否定され、肺以外の臓器の影響は検出されなかった。 我々が2003年から継続実施しているインジウム研究およびリスクコミュニケーション活動は、新規のインジウム肺患者の発症を予防し、2014年1月1日に施行された労働安全衛生法改正に大きく貢献した。
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