研究課題/領域番号 |
23249075
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
和氣 徳夫 九州大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (60091584)
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研究分担者 |
浅野間 和夫 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30380413)
劉 格 九州大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (50647998)
恒松 良祐 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20380529)
高尾 知佳 九州大学, 環境発達医学研究センター, 学術研究員 (40612429)
井上 貴史 九州大学, 大学病院, 助教 (70380417)
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研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2015年度)
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配分額 *注記 |
30,160千円 (直接経費: 23,200千円、間接経費: 6,960千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2014年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2013年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2012年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | Genome diversity / Endometrial cancer / MDM2 309 G/T SNP / AhR -130bp C/T SNP / AhR transcription / serum IL24 concentration / MDM2 / SNP / AHR / NF1C / 子宮体癌 / MDM2型 / シグナロソーム / -130C/T多型 / NFIC |
研究実績の概要 |
1)子宮内膜細胞の老化逸脱へのゲノム多様性の関与 MDM2 SNP309 G/G+G/TとTP53コドン72Arg/Argの組み合わせは子宮体癌発症odds比2.53(1.03-6.21)と両遺伝子間に統計学的有意な相互作用を示し、子宮体癌発症リスクを増大する。 2)AhR-130 C/T SNPによる転写制御 AhR-130 T/T遺伝子型はC/C遺伝子型に比しmRNAレベルで1.7倍、蛋白レベルで2倍のAhR発現亢進を示した。NF1C転写抑制因子結合サイトがC/C型では維持されT/T型で消失するためである。AhR T/T型の頻度は全体の10%程度であるが進行子宮体癌で有意に高頻度に検出される。AhRが癌細胞にEpithelial Mesenchymal Transition(EMT)を誘発し癌の進展に関与するためである。 マイクロアレイ法にてAhR下流でTCDD応答性発現変化する遺伝子を同定した。そのうちIL24遺伝子はT/T遺伝子型でC/C遺伝子型に比しTCDD非存在下の発現が有意に亢進しており、TCDD非存在性、AhR依存性AhR転写制御の存在が強く示唆された。TCDD存在下でのIL24発現もT/T型で有意に高値であった。ダイオキシン類高濃度被曝例として、油症患者の血中IL24濃度を測定した。T/T遺伝子型油症患者の血中IL24濃度はC/C遺伝子型と比較し有意に高値であった。これらの結果から、AhR-130bp C/T SNP及びIL24血中濃度はダイオキシン類による病態発症を予知出来るバイオマーカーとして使用可能であることが示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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