研究課題/領域番号 |
23251024
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
伊藤 亜人 早稲田大学, アジア研究機構, 招聘研究員 (50012464)
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研究分担者 |
松谷 基和 東北大學, 経済学研究科, 准教授 (20548234)
板垣 竜太 同志社大學, 社会学部, 准教授 (60361549)
李 仁子 東北大學, 教育学研究科, 准教授 (80322981)
小針 進 静岡県立大學, 国際関係学部, 教授 (40295548)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
2013年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2011年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 社会主義計画経済 / 非公式活動領域 / 自力更生 / 市場チャンマダン / 指標計画(額上計画) / 協同農場 / 難民・脱北者 / 違法行為 / 市場(チャンマダン) / 脱北者 / 額上計画 / 文化人類学 / 北朝鮮社会 / 非公式的社会領域 / 市場と物々交換 / 家庭内副業 / 移動と移住 / 参与型研究 / 社会主義社会 / 非公式社会 / 日常世界 / 参加型研究(Participatory Research) / 脱北者(北朝鮮難民) / 人道保障(Human Security) / 民族誌 / ライフヒストリー |
研究概要 |
北朝鮮社会における民衆生活の実態を把握するため、脱北者の多彩な生活情報に依拠して、社会主義の公式原則と制度による社会統制の現実とともに、食料・生活物資の不足による慢性的な生活難、人々が生存戦略として展開した非公式的な経済活動について、具体的な事例に即した記述と分析を行なった。国家制度が体制を堅持している一方で、社会主義の計画経済が実質的に破綻している状況と、生存に迫られた民衆が非公的・私的な社会領域を拡大してきた過程と、国家主導による改革開放が進まない反面、周縁部の民衆生活において社会主義からの実質的な離脱がなし崩しに進んでいる実態が明らかとなった。
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