研究課題/領域番号 |
23252007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 東京大学 (2014) 一橋大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
櫻井 武司 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (40343769)
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研究分担者 |
加治佐 敬 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (50377131)
木島 陽子 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 准教授 (70401718)
中野 優子 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 助教 (60648674)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
51,740千円 (直接経費: 39,800千円、間接経費: 11,940千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2012年度: 18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2011年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
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キーワード | サブサハラ・アフリカ / 稲作 / 緑の革命 / 貧困削減 / パネルデータ / 技術普及 / 垂直統合 / 海外学術調査 |
研究成果の概要 |
サブサハラ・アフリカの8カ国で稲作農家のパネルデータを作成し、稲作を振興策の技術普及と貧困削減に対する効果を実証した。以下の3点を見いだした。①近年の経済成長および国際的なコメ価格の高騰は、換金作物としてのコメの国内生産を促しているが、生産増加は面積拡大によっても可能なので、必ずしも緑の革命のような生産性の上昇を導くわけではない。②農民へのトレーニングを通じた技術普及は生産性向上に有効である。しかし、スケールアップの方策が課題である。③技術が向上し生産性が上昇すれば、ほとんどのケースでコメ農家の所得が増加する。以上より、稲作振興は貧困削減に有効であると結論できる。
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