研究課題
基盤研究(B)
本研究では、多項式制約解消アルゴリズムである区間制約伝播の拡張としてraSAT ループを提案し、SMTソルバ raSATとして実装を行った。制約解消の解は SAT(充足可能)かUNSAT(充足不能)だが、SAT検出はエラー検出、UNSAT検出はループ不変式生成に用いられる。数百変数程度の大規模な問題に対し、実質的に後者が解けるのはUNSATコア(小さな部分制約で充足不能となるもの)を発見した場合に限られ、前者はすべての制約の充足性の確認が必要なため、実用上より困難である。本研究ではSAT検出に焦点をあて、SMTlibベンチマーク上の実験で答えが未知であった複数の問題のSATを検出した。
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